- お店を始めたきっかけや、創業の想いを教えてください。
- 平成8年に熊川宿が国の重要的建造物群保存地区に選定されたのをきっかけに自宅である古民家を観光に訪れる方への休憩処にしてみてはと思ったのが始まりです。せっかく来られても店が無いのは寂しいので初めは契茶位からと思い少しずつ広げていきました。
- お店の一番のおすすめメニューは何ですか?
- 熊川の歴史に関わりのあるメニューを中心にしたいと思い、昔から伝統ある葛を使った料理。代表的な品が葛もち、葛きり、葛ぜんざいまた鯖街道名物といえばの鯖寿し。この葛と鯖の2つを2枚看板にしています。ランチは鯖寿し膳が圧倒的人気です。
- メニューや素材へのこだわりについて教えてください。
- 葛料理は葛本来のうまみ、食感を味わってもらいたいのでご注文を聞いてから1つ1つ作り上げてお出ししています。鯖寿しは冷凍の塩サバではなく生サバを直接仕入れてさばき、寝かし、酢でしめて時間をかけて丁寧に仕上げています。
- お店の雰囲気や内装づくりで意識していることはありますか?
- 築190年ほどたつ古民家(商家)をそのまま利用して客席としています。昔懐かしい落ち着いた雰囲気の中で中庭をのぞみながらゆっくり過ごしていただきたい。また、熊川宿の通りも眺めながら外の様子も見れます。
- 他のお店とは違う、自分たちだけの「強み」は何だと思いますか?
- 家族経営ですので混み合うときは少しお時間はかかりますが一品一品丁寧に作りお出ししています。少人数のグループやご家族にもご予算に応じでランチメニューをお出ししています。お土産品や鯖寿しの発送もお客様の都合に合わせて承っています。